上位互換と下位互換とは?わかりやすく解説!正しい意味での使い方

上位互換と下位互換とネットや言葉で耳にする機会も多いかと思います。正しい意味で皆さんは使えていますでしょうか?
現在は誤用しており意味が混乱している方も多いはずです。
今回は上位互換・下位互換の意味と正しい使い方をご紹介します。

目次

まず互換性とは?

互換性とは、異なる商品・サービス間などでも相互的に繋げることが可能であったり、機能・サービスなどが利用できることです。
互換性があると、新しい商品・サービスなどが発売されても古い商品を使い続けられたりします。
例えば、任天堂DSは1世代前のゲームボーイアドバンスのソフトを起動することが可能で、互換性がありました。

「上位互換」と「下位互換」の正しい意味と語源は?

もともとは、上位互換・下位互換はPCなどのハードウェアやソフトウェアなどIT用語として利用される言葉でした。
現在は様々な意味合いで上位互換・下位互換が利用さてているために、意味が混乱する方もいるようです。

コンピューターやソフトウェアで使われる「上位互換」と「下位互換」について

コンピューターや機械装置ソフトウェアにおいて、「上位互換」と「下位互換」は広く使われている言葉であり、ビジネス面で頻繁に利用されています。

例えば、ソフトウェアやハードウェアのバージョンが更新された場合、以前のバージョンとの互換性がないと利用を継続することが困難です。
このような場合、上位互換性があると古いバージョンの製品から新しいバージョンの製品に置き換えることができます。
一方、下位互換性があると古いバージョンの製品が新しいバージョンの製品に置き換えられることができます。

上位互換・下位互換の使い方をわかりやすく解説

本来の上位互換・下位互換として正しく表現されている使い方をわかりやすく解説します。

コンピューターやソフトウェアで使われる上位互換の意味は?

下位の製品やバージョンを利用していた人が上位の製品やバージョンでも置き換え利用でき、上位互換性があります。
例:古いソフトウェアバージョンでも、新しいソフトウェアバージョンでファイルを正常に開くことができる。

コンピューターやソフトウェアで使われる下位互換の意味は?

上位の製品やバージョンを利用していた人が下位の製品やバージョンでも置き換え利用できる下位互換性があります。
例:新しい製品を利用していたが、下位の製品でも同じ機能を利用できる。

間違った(誤用)の上位互換・下位互換ネット用語 

先程に上位互換と下位互換の意味を解説しました。
上位互換・上位互換性
下位互換・下位互換性
の意味をごちゃまぜに考え誤用し間違った使い方をしている方が多いです。
優れている製品が上位互換という訳ではありません。
例えば、古いバージョン利用していたが、新しいバージョンが公開され処理速度が向上したようです。
しかし古いバージョンは利用できません。
この場合は、上位互換性は無いです。優れた製品ということです。
しかし、本来の意味合いから間違った使い方も一般化しており、混乱を招いています。
便利・優れているから上位互換と使う人が増えています。

俗語的なキャラクターや人物などの上位互換・下位互換とは?

先述したように、本来であればIT用語として使われておりました。しかし最近はキャラクターや人物に対しても上位互換・下位互換とSNSや話・ネット用語でも表現されている方も増えています。
本来であれば、キャラクターや人物は比較対象ではないですが、一部のステータスが優れているから上位互換、優れていないから下位互換だ。と言われる使い方がされています。
本来の意味合いと異なる、上位互換・下位互換と表現されている方も増えておりますが、一般用語化しているように思います。

まとめ

現在、上位互換・下位互換は複数のパターンで利用されています。
1.IT用語:ハードウェア・ソフトウェアの互換性
2.ネット用語・ネットスラング・俗語:●●のキャラクタの上位互換
なとど、IT用語に限らずもの・サービス・キャラクターなど様々なものに上位互換であると述べられるようになりました。

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